消防士になったのはいいけど、もう辞めたくなってる
どしたらいいんだろう?
消防士になったものの、さまざまな理由から辞めたいと思う方もいるでしょう。
消防士は公務員であるため、辞めることは周囲からの強い反対に直面することがあります。
特に日本では、すぐに仕事を辞めることに理解が得られにくく、石の上にも三年と言われ、かなり反対されます。
まして、まだ日本では、すぐに辞めることに対しての理解はなく、石の上にも3年だとかなんとか言われて、猛反対を受けてしまうでしょう。
その上、若い人たちは労働基準法についても理解が不足していることもあり、経験がある友人も少ないため、相談しにくいという状況があります。
これにより、辞める時に損をしやすくなっています。
さらに、若いと労働基準法も知らない、まだ辞めたことのある友人も少なく、相談できる人もいないために、辞めるときに損しやすいです。
この記事では、若い世代が退職を考える際のポイントを解説していきます。
また、損をしないための具体的な方法も紹介しますので、退職を検討している方はぜひ参考にしてください。
若手消防士の退職者が増えた4つの理由
具体的な退職理由は公表されていません。
しかし、実際に会って話を聞くと以下のようなことが原因となっています。
- 理想と現実が違いすぎた
- 民間企業の方が働くメリットが大きいと感じた
- 収入への不満
- 上司への不満
理想と現実が違いすぎた
近年は水害も増え、消防士が活躍する光景をテレビ等でみる機会が増えて、さらに様々な本部がYoutubeに力を入れて、消防士のかっこいい姿を公開するようになっています。
そのため、意気揚々と高い志で消防士になって、待っている現実に苦しめられる人が増えています。
災害はありますが、毎日あるわけでは当然なく、休みの日も多く出動しない人はほとんどしない人も地方では珍しいことではありません。
救急は、近年かなり件数が増えているので、出動する機会は増えていますが、やりがいを感じる現場となると一握りです。
そして、職場ではダラダラ過ごしている人もおり、人を助けたいという熱い気持ちはどんどん冷めてしまいます。
楽な環境に順応して、安定して給料がもらえる生活に馴染む人もいますが、こんなことをするために消防士になったんじゃないといった人は、退職してしまいます。
よく分からない業務や、効率が悪い事務作業などで、想像よりやりがいを感じれないといったことが退職の理由になっています。
民間企業の方が働くメリットが大きいと感じた
消防士の仕事で身につくスキルは、ほとんど民間企業では通用せず、他の仕事に転職するのが難しいとされています。
しかし、コロナ禍で採用が少ない時期を終え、今は転職市場が活発になっており、転職しやすい状況になっています。
未経験でも採用が増えているため、消防士として働くよりもっとチャレンジしたいといった人が、転職しやすくなっているため、消防で働くより先が明るいと感じてしまうようになっています。
若手の仕事は雑用が多くて、やりがいを感じれないといった人が、もっと自分にメリットがある、成長できる職場を求めて、転職しようという気持ちになっていることも退職者が増えている理由です。
収入への不満
消防士の給料は、地方では民間企業より高い場合が多いです。
しかし、これは手当てだったり、時間外勤務による恩恵が大きく、基本給だけであればそこまで違いがあるわけではありません。
仕事の量やストレスに対して、給料が少ないと感じているのに、消防士は副業をすることができないことも大きな原因になっています。
民間企業であれば、収入に不満があっても、仕事が好きなら、自分で他で稼ぐ方法をとることも可能です。
仮に企業が副業を禁止していても、こっそりすることも可能でしょう。
消防士もやろうと思えば、やれないことはないですが、民間企業に比べるとリスクが大きく、特に若手は無駄に夜寝れないようなこともあり、なかなか休みの日も時間が取れないといったことも退職する理由になっています。
さらに仕事をしてもしなくても給料が変わらず、モチベーションが上がらないのも理由の一つです。
上司への不満
できる上司ももちろんいますが、使えない上司もかなり多くいます。
特に今の若手は優秀な職員が多いので、よりそう思うのでしょう。
今の時代にパソコンは使えなくて、仕事が遅く、指示が理不尽にも関わらず態度だけはエラそうでうんざりしてしまっています。
昔からそういった上司はたくさんいました。
ただ、今は使えない上司の割合が非常に低いと言えます。
そのため、学ぶことが少ない、理不尽さに耐えれないと辞めていく人が増えてしまっています。
優秀な若手が大量に辞めていることにも危機感を全く感じていないことも、できない上司の特徴かもしれません。
このままでは消防のレベルが下がってしまうと思ってもらいたいものです。
消防士(公務員)を辞めるのはおかしくない
民間企業ほどではありませんが、消防士の若手の退職は増加傾向にあります。
グラフからも、消防士に限らず公務員を辞める人が増えていることが分かります。
私が消防士になりたての頃は、辞める人はほとんどいませんでした。
しかし、近年は毎年辞める人がいて、その数はどんどん増えていました。
断言できますが、今は辞めることに抵抗を持つ必要はありません。
あなたの親は公務員が安定という意識がまだ根強くある可能性が高く、反対してくるでしょう。
しかし、もう終身雇用で安定という時代ではありません。
なぜ若手消防士が退職代行を使った方がいいのか?
若手のうちは、給料がそれほど高くないこともあり、退職代行なんて使うともったいない。
そんな風に思う人がほとんどでしょう。
しかし、若手こそ退職代行を使うことをおすすめします。
若手消防士が退職代行を使うメリット
- 専門家のサポートを受けられる
- 効率的に退職まで進める
- ストレスの軽減
専門家のサポートが受けられる
初めての退職で、法律の知識もなく、また教えてくれる友人や相談できる相手もほとんどいないという状態で退職をするのは、かなりの不安があるでしょう。
また、消防は若手は働かせておけ、全て経験だという文化があり、退職となると本来有給を使い切れるにも関わらず平気で働かせようとしてきます。
何にも知識がないやつが、平気で「他の人に迷惑がかかるから休むのはおかしい。」だの「最後まできっちり働くのが当たり前だ。」などと労働基準法を気にせず発言してきます。
しかも、あなたを思っていってると恩着せがましく言ってきます。
若手だと労働基準法を完全に違反していることを言われてるにも関わらず、拒否することができず、結局有給をほとんど使うことが出来ずに退職することになってしまいます。
休みを取らせない本音は、あなたが休むと他の人や自分が休みが取れなくなるからで、あなたのことなど大切に考えていません。
専門家のサポートがあると、知識不足や理不尽な要求に対して、アドバイスももらえるし、そもそもあなたがその交渉をする必要がなくなります。
新しいスタートを切るために最適なサポートをしてもらえます。
効率的に退職まで進める
退職に伴う書類作成や手続きは手間です。
退職代行を利用することで、その手間を軽減でき、迅速かつ効率的に行うことが出来ます。
これにより、負担がかなり軽減され、円滑な退職が可能になります。
主に書類関係は総務係が行いますが、慣れていないこともあり、間違えてて何度も書き直させられたりする場合もあります。
何度も職場に行くのは手間でもあるし、気まずさも感じるのを退職代行を利用することで防ぐことが出来ます。
ストレスの軽減
退職は感情的にかなりの負担を感じます。それは仮に理不尽な思いをしていなかったとしてもです。
日本では特に早く辞めることをよしとしておらず、自分自身も今までの苦労が水の泡になる後悔もあるでしょう。
退職代行を使えば、一人で抱え込むことがなくなります。
カウンセリング等を行なってくれるところもあり、あなたの不安を軽減してもらうこともできることから退職代行を使うことで、スムーズに退職でき、次のステップに前向きに進む助けとなります。
若手消防士が退職代行を使うデメリット
- 費用の負担
- 信頼関係が壊れる
費用の負担
退職代行を利用することは、費用がかかります。
公務員は民間の退職代行が使えないので、料金も割高になってしまいます。
特に、引っ越しをしなくてはいけなかったり、次の仕事までに期間があるなどと言った場合は、費用が負担に感じる場合もあるでしょう。
民間の安い業者を選んでしまうと公務員の場合は、断られる可能性もありますし、受けてくれたとしても満足するサービスを受けられない場合があるので注意してください。
信頼関係が壊れる
職場には全く不満がなく辞める人もいるでしょうし、嫌な上司や先輩がいたとしても、全員というわけではなく、仲が良かったり、尊敬する人もいるでしょう。
退職代行を使うと、自分が直接相手に伝えることなく、退職が進んでいきます。
そのため、相手としては、驚きや戸惑いを感じ、時には信頼関係が揺らぐこともあるでしょう。
将来的な交流が難しくなる場合もあるかもしれません。
おそらく辞めようと考えている若手消防士の職場が上司に恵まれている可能性は低いでしょう。
経験と割り切れるならそれも構いませんが、理不尽な環境に最後まで尽くす必要はなく、費用を気にするより、次へのスタートが気持ちよくきれるようにすることを強くおすすめします。
信頼できる人には職場でではなく個人的にしっかり退職について説明しておけば、理解してくれるはずです。
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辞める前に必ずやっておくこと
消防士を辞めたいと思ったらなら辞めてしまえばいいですが、ただ闇雲に辞めてしまうとまた同じように辞めようと悩んでしまう可能性もあります。
なので、辞めようと思ったら、ほんの少しだけ立ち止まって、下記のことをやってみてください。
仕事や職場の何が嫌かを見つめ直す
仕事を辞めたいと思ったら、まずその気持ちを整理するためにも、今の仕事や職場で何が嫌なのか、どこが不満なのか具体的に書き出すことをオススメします。
メリットとしては
- ストレスの吐き出しと気持ちの整理
- 冷静な視点を身につける
- 自己分析
書くことは必須ではありませんが、頭で考えるより、視覚的に整理されやすくなります。
自分の価値観・やりたいことを明確にする
上記のことをして、自分を見つめ直せたところで、さらに価値観ややりたいことを明確にしていきましょう。
具体的には
1.どんな働き方をしたいのか?
・どんな内容の仕事をしたいか?
・どんな環境で働きたいか?
・どれくらいの時間と収入が理想か?
・どんな人間関係で働きたいのか?
2.今後の生き方のビジョン
・自分の能力を最大限に発揮したいか?
・自分の好きな時間や場所で、やりたいことをしたいのか?
・ゆっくりとしたペースで生活したいのか?
3.価値観や重視する要素
・ガンガン働くことが重要か?
・収入はそこそこでも家族や自分の時間を大切にしたいか?
・自己実現や成長を追求したいか?
これらのポイントを整理することで、将来の方針や目標が具体的になります。
このビジョンが、消防退職後のあなたの将来のキャリアや生き方の指針になります。
価値観を明確にすることは、自分らしく生きるためには最も大事なことです。
他人が思う幸せではなく、自分の思う幸せを追求してみてください。
心身に不調があるなら、休んでしまってから考える
自分の心と体の不調は、最終的には自分しか理解できません。
若手だから、心が強いなんてことはなく、きついことを言われたり、パワハラを受ければ心の病にかかることだってあります。
また、若手のうちは睡眠不足になりやすく、体調がすぐれないことも多いです。
ただ、若いから大丈夫とあまり理解されません。
もし、そういったことで心の病気になった場合は、休んでしまいましょう。
心が弱っている状態では、正常な判断ができないです。
休息中にこれからの生き方をしっかり考えれば構わないです。
くれぐれも職場に潰されないようにしてください。
最後に
まだ退職代行を使うことに対してのイメージは、いいものではないかもしれません。
しかし、消防という特殊な環境に置いて、退職代行を利用するメリットは多くあります。
今回説明してきたように、特に若手消防士は、知らないことが多いため、損をすることが非常に多いです。
費用面でのデメリットはありますが、それを差し引いても退職代行を使うことで確実にあなたの負担やストレスは軽減されます。
新しいスタートを気持ちよくきるためにも、退職代行を検討してみてください。
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