消防士を辞めたい…
けど消防士しかしたことないのに転職できるのかな?
消防士として一生懸命働いて来たそれは素晴らしいことですが、はっきり言って消防士としてのスキルは民間企業において役に立つことはほとんどありません。
そのため、辞めてスムーズに転職したいならスキルを身につけておくことは非常に重要です。
では、辞めていった消防士はスキルを身につけていたのでしょうか?
結論から伝えると、スキルを身につけた人と身に付けなかった人は半々ぐらいです。
若くて辞めた消防士は何も身に付けずに辞めている人が多く、歳を重ねるに連れてスキルを身につけて辞めた人が増えていきます。
ただし、スキルを身に付けずに辞めた消防士の多くは何か身につけて辞めればよかったといいます。
また、スキルを身につけて辞めた職員は比較的に転職が楽だったとのことです。
今回は辞めた消防士がどんなスキルを身につけていたのかお伝えするので、辞めたいと考えてる消防士は参考にしてください。
まずは自分を見つめよう
スキルを身につけたいと言っても、どんなものを学べばいいのか分からないと言った人は多いでしょう。
辞めたいからといって、やみくもにスキルを身につけても、時間とお金の無駄になってしまいますし、なによりモチベーションが持ちません。
まずやるべきことは【自分を見つめなおす】ことです。
- どんなことが好きなのか
- 何が得意なのか
- ずっと続けられることはなんなのか
- やりたくないことはなんなのか などなど
学生時代では分からなかった、辞めたい今だからこそ見えてくることがたくさんあるはずです。
キャリアにおいて自分を見つめ直すならミイダスがおすすめです。
あなたの職務適性やパーソナリティの特徴、ストレスの要因など、仕事においての行動特性を分析してくれます。
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自分を見つめ直すとともに客観的に市場価値を見てもらうことも非常に重要です。まず登録して、いろんな角度から自分を知ってください。
自分を見つめ直すことがめんどくさい人は仕事を辞めない方がいいでしょう。
仕事を変えるのは決して楽ではありません。しかし、自分に本当にあっているかもう一度しっかり考えてみることが必要です。
また、自分を見つめ直すことで、ほんとは消防といった仕事が好きなんだと辞める気がなくなるようなこともあります。
効率よくスキルを身につけるには必須です。
退職した消防士はどんなスキルを身につけていたのか?
消防士を辞めたいと考えた人に話を聞いてみると大きく3つの分野に分かれていることが分かりました。
- スポーツ系スキル→アスレティックトレーナー・NSCA-CPTなど
- IT系スキル→プログラミング・WEBマーケティングなど
- 語学系スキル→語学力・TOEIC・英検など
スポーツ系スキル
消防士であれば、ほとんどの人が体を鍛えています。
筋トレだけでなく、スポーツに力を入れている人も多いので、仕事を辞める目的でなくても資格をせっかくなら取ってしまおうという人がたくさんいます。
そのため、辞めるために頑張っていたとしても周りからバレることがないです。
特に今はパーソナルトレーニングの需要が増えていることもあり、転職先や起業をする消防士も増えています。
パーソナルトレーナー自体は資格は必要ないのですが、何も持っていない人は集客ができずに苦しんでしまうこともあるために、資格を取得する人がほとんどです。
今消防士の転職で1番熱い資格だといっても過言ではありませんし、実際多くの人が取得して、転職・起業でうまくいっています。
- NESTA-PFT
- NSCA-CPT
- JATI-ATI などなど
日常から鍛えていることや病気やケガに詳しいことも転職・起業においての強みになります。経験を活かせることが何よりの魅力です。
IT系スキル
意外に多いのが、IT系スキルです。
具体的には【プログラミング】【WEBマーケティング】【WEBデザイナー】などが挙げられます。
若ければ、ITベンチャー企業に飛び込んで持ち前の体力で実践しながら学ぶのもいいでしょう。
将来的に独立してフリーランスになることもできます。
いきなりが不安な人や年数を重ねていたり、家族がいる場合は、スクールに通うことで転職支援などのサポートも受けれるので、休日の多さを武器にしっかり学んでいくのもいいでしょう。
また、スキルがしっかり身につけば転職は有利ですし、リモートの会社も多いので、住んでる場所を変えなくて済むというメリットも既婚者で辞めたい人には大きいです。
IT系のスキルは今後も需要は拡大していく分野です。
年数によってスキルの身につけ方は変わりますが、人材価値は大きく上がることは間違いありません。
私の本部の若い職員は軽く自分で学び、そこから未経験者でも可能なベンチャー企業に転職しました。
語学系スキル
消防士に英語はほとんど必要ありません。
海外の人を運ぶときに、助かるぐらいのため、学んでいる人はほぼゼロです。
しかし、語学を身につけることで、世界が広がったという職員は少なからずいます。
また、若い職員は世界で仕事がしたいと英語を学び、実際仕事を辞めて海外に飛び立った職員もいます。
若い職員や独り身の消防士で辞めたいと考えているなら、語学スキルはあなたの選択の幅を大きく広げてくれます。
逆に家庭のある職員だと選択肢が広がりすぎて、家族の説得や理解を得るのが難しいのでおすすめはしません。
ただし、自分の転職したい企業や語学を今までも学んでいてそれを活かしたいのならしっかりと学び直してみるのはありです。
人助けが消防だけでなく、世界でしたいと語学を学び、NGOに参加のために退職した職員もいました。
辞めたいと思った時点からがスタート
辞めたいと思ったら、すぐに行動を始めましょう。
辞めたいと思っているのに行動しないでいれば、どんどん不利になっていきます。
消防はやる気を失ったら、どんどん楽な方に流れていくことが可能です。そしてそれに慣れてしまうと抜け出すのが非常に難しくなります。
何もしない老害に染められ、なんとなくダラダラ消防士をして、気づけばその仲間入りをしてしまいます。
辞めたいと思ってすぐのモチベーションでスキルアップにしろ、転職活動を行えば継続することができます。
モチベーション維持のポイントは意欲の高い人と繋がることです。
友人でも知り合いでもSNSでも構いません。仲間を作ることで改めて現状維持のヤバさを認識できるはずです。
消防という環境は思った以上に辞めようという意思を奪っていきます。
1人ではなく前向きな人との繋がりは誘惑に惑わされない大きな味方になります。
資格やスキルを身につけるために、スクールに入ったり、転職サイトに登録とできることをすぐに行動に移しましょう。
若い消防士は迷わず辞めてしまおう
消防士はやりがいに満ちた仕事です。
しかし、辞めたいと思った時点でそのやりがいが仇になってしまいます。
周りはやりがいと公務員のよさで辞めるのを止めてきます。
そして、自分自身もやりがいはないことはないとも感じているので辞めるのを躊躇してしまいます。
ただ辞めたいと思ってしまうと
- 現場活動を学ぶ意欲がなくなり、ケガや事故が増える
- 楽な環境に染まっていってしまう
- ストレス発散に女性やギャンブルにハマる
とどんどん悪い方に進んでいきます。
そうなるぐらいなら早く辞めてしまった方が自分のために間違いなくいいです。
先述しているように、消防士を続けても一般企業で役に立つスキルは身につきません。
ダラダラ公務員のぬるま湯に使った勤務をしていれば、転職の意欲も薄れていくし、年齢とともに転職が不利になっていきます。
周りからせっかく消防士になったのにと言われるかもしれません。
自分自身も短いとは言え、消防学校で頑張ったこともあり、もったいないと感じてしまうかもしれませんが、はっきりいって悩んでる時間がもったいないです。
辞めたいと思った時点で行動しましょう。
私自身も悩んで動かない時間がありましたが、ほんとに早く行動しておけよかったなと思いました。
行動してやっぱり消防士がいいとなれば辞めなければいいんです。
若いうちであれば第二新卒での転職もできます。
まずは登録してみて、考えてみるようにしましょう。
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自分の強みを活かした仕事が見つかりあなたの可能性を広げてくれるかもしれません。
逆に他の仕事を知ることで消防の良さを再認識できるかもしれません。
行動することであたらしい世界が広がることでしょう。
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最後に
消防士のスキルは役に立ちませんが、消防士として身につけた体力や諦めない気持ち・気遣いといったことは決して無駄ではありません。
若い職員は辞めて、他の職種についてからも消防での経験を活かして、スムーズに新しい職場でも戦力になっていると言ったことも多く聞きます。
また年数が経って転職した消防士も転職面ではスキルがなければ難しい面があるものの、転職してからはそのバイタリティからどんどん認められていくケースを非常に多く聞きます。
年数が経てば経つほど、どうしてもスキルは必要になってくるので、辞めようと思ったらまず行動してください。
若い職員であれば、転職の窓口はまだ広くありますが、それでもスキルを身につけておくことに損はありません。
自分をしっかり見つめ、何をしたいのか?そのためにどんな能力を身につける必要があるか考え、新しい世界でも羽ばたけるように行動してください。
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