消防士採用試験の面接に合格する人〜元消防長に聞いた3つの特徴〜

悩む男性

消防士の採用試験の面接ってどんな人が合格するんだろう?

消防の試験はほとんどの本部で学力、体力、面接と進んでいきます。

学力、体力を乗り越えて、面接で不合格になるのは悔しいですよね。

今回は消防士に合格するための面接について、説明していきます。

この記事を読んで分かること

  • 面接に受かる人の特徴
  • 面接に受からない人の特徴
  • 消防士の面接での身だしなみ
  • 消防士の面接で受かる方法
  • 消防士の採用面接での質問

私の父は消防士として、人事課勤務と消防局長のときに、面接官をしていました。

今回はその当時の話も参考に記事にしています。

この記事を読んで合格を掴み取ってください。

目次

消防士採用面接に合格する人の3つの特徴

受かる人の特徴は3つ

  • 素直
  • 真面目
  • 熱意がある

1 素直

消防士にとって一番大切なことは信頼です。

消防の現場活動において、素直に上司の指示を聞けない人が採用されるわけがありません。

素直に支持が聞けないことは、市民の命はもちろん、自分や仲間の命を脅かすことにもなります。

また、ミスをしてしまった時にも、素直に隠さず報告する必要があります。

公務員がミスを隠し、市民サービスを低下させることは、大きな問題にもなります。

そのため、素直さは消防士の面接で確認される重要な要素になります。

2 真面目

消防の現場活動において、不真面目な行為は危険を大きく伴います。

どんな時でも、真面目に任務をこなせることは、消防士としては必須です。

市民サービスにおいても、真摯に市民の意見を聞いて、誠実に対応していく必要があります。

また、近年、公務員の不祥事も増えていることもあり、今まで以上に真面目さと言うのは重要視される傾向が強くなっています。

信頼信用が重要な消防士において、真面目さは必ず見られている要素です。

3 熱意がある

体育会系の仕事である消防士に熱意は面接でかなり重要視されます。

どの仕事においても、その仕事に就きたいという気持ちは面接で大切ですが、消防の年配の試験官は、他の仕事以上に熱意を重要視する傾向があります。

消防士の仕事は、ある程度のレベルになれば、それなりに仕事をこなせるようになります。

しかし、市民のために突き詰めていけば、いくらでもやることがある仕事でもあります。

そのため、いつまでも熱意をもって、仕事に向き合える人を求めています。

あなたの熱意をしっかり伝えられるようにしてください。

面接では消防士として市民・他の職員とうまくやっていく能力があるか、また能力を高めていける人を見極められています。
そのために、上記の3つが大切になります。

消防士に受からない人の3つの特徴

これらが面接官に伝わると面接で大きく減点になる特徴が3つあります。

  • 頑固
  • 受け答えができない
  • 自分の言葉で話せない

1 頑固

消防の現場活動では、隊長の命令を聞いて行動しなくては、秩序が保たれず活動に支障が出ます。

最悪大きな事故につながる可能性もあります。

そのため、頑固で自分の意見を曲げれないようでは消防士としては務まりません。

柔軟でその場での対応を求められることはあっても、自分の思い込みや一つの考えに固執してしまうような頑固さが質問の回答から垣間見れると大きなマイナスになります。

消防士にとって芯の強さは必要です。

曲げずに信念に沿って進んでいく姿は評価に値しますが、現場活動においては危険と言わざる得ません。

答え方によっては、芯が強いとも頑固とも聞こえるので、答え方をしっかり考えるようにしてください。

2 受け答えができない

現場活動において、短く、明確に受け答えができることは、円滑な活動をするために重要なことであり、逆にできないと命の危険に直結します。

また、現場活動以外でも、予防業務で業者との対応で受け答えがしっかりできず、不利益をあたえてしまっては、大きな問題に発展しかねません。

そのため、面接において、受け答えができないことは、災害現場や業者との対応がうまくできない人と判断されてしまいます。

面接では質問に対してしっかりと答えることが大切です。

面接は災害現場ではありません。落ちついて答えてください。

緊張して、パニックになって変なことを言ってしまうのだけは避けてください。

パニックになってしまう人は現場活動ができない人と捉えられてしまうので大きなマイナスになります。

3 自分の言葉で話さない

災害現場では、隊長の指示に基本的に従って活動することになります。

しかし、隊長に対して活動等であなたが気づいたことやよりよい行動を伝えていく必要がある場合も少なくありません。

そのため、自分の言葉で話せない人はその能力が低いと判断されます。

採用試験面接では、緊張しないためにも事前準備は必要です。

しかし、自分を偽り、模範回答をしていても見抜かれます。

そして、全く印象に残ることはないでしょう。

もちろん、変に印象付けようと極端な意見をいうことはよくありません。

否定的だったり、批判的なことが印象がいい訳がありません。

仕事に対する熱意や思いを素直さ真面目さが伝わるように話しましょう。

はっきり言っておきますが、自分を偽り、飾っても間違いなく見抜かれます。

人間味を出せるような話し方を身につけてください。

消防士採用面接での身だしなみ

受かる人、受からない人の特徴を知ってもらえた上で、次は消防士採用面接で大切な身だしなみについて説明していきます。

面接では服装や髪型全てがチェックされていると思って、臨みましょう。

直接的に点数化されることではありませんが、あなたを知らない面接官にとって、外見はどんな人か判断される材料になります。

常識的な服装身だしなみで臨みましょう。

消防士採用面接での服装

基本的に就職活動の服装で構いません。

  • リクルートスーツ・ダークグレーかネイビーのスーツ
  • 白無地のワイシャツ
  • 派手ではないネクタイ
  • シンプルな革靴

市民と接する機会が多い消防士に大切なのは清潔感です。

服装を整えるのは当然のことと思われると思いますが、気を抜かずにピシッとした服装で臨みましょう。

注意が必要なのはワイシャツと革靴です。

ワイシャツに、カラーシャツや柄物は、消防士採用面接では絶対に避けてください。

また、シワや汚れがないものを着たいからといって、新品のワイシャツも避けましょう。

新品のワイシャツには不自然な折り目がついています。

消防士になってからの昇任試験でもそうですが、面接官は不自然な折り目を嫌う人が多いです。

ワイシャツはノーアイロンが楽でおすすめです。
この先の消防学校入校でも使えて便利です。

革靴は必ずピカピカに磨いておきましょう

消防士になってからも、靴の手入れは必須になります。

消防学校では毎日訓練後に磨く必要があります。

消防士の世界では器具愛護と、ものを大事にする精神があります。

汚れた靴を履いていると、上司や先輩から指導されます。

日頃から注意深くしていることは、現場活動で異常に気付くということでもあります。

そのため、靴がきれいであることは、かなり重要視されています。

面接官をしている年代の人たちは今よりさらに厳しく靴の手入れを指導されてきた人たちです。
靴に対して強いこだわりを持っている可能性が高いことは知っておいてください。
面接を機会に靴の手入れセットは購入しておいてください。

消防士採用試験での髪型

髪型は必ず短髪にしていってください。

昔は坊主もよかったですが、今では嫌う人も増えているので、さわやかな髪型を心がけてください。

  • 長髪
  • ボサボサ
  • パーマ
  • 前髪が長い

これらの髪型は消防士の採用面接においては、いいイメージを持たれることはありません。

消防士の髪型もだいぶ昔に比べて、かなりゆるくはなってきています。

しかし、それでも髪が長い人はいません

現場活動において危険と教えられてきているからです。

そのため、長い髪はイメージが悪いので必ず短くしていきましょう。

消防士採用試験での身だしなみでの注意

服装・髪型以外で注意すべきことが2つあります。

  • ひげ
  • ピアス

・ひげ

面接にひげを剃らないでいく人は、まずいないと思いますが、必ずひげは剃ってください。

消防士でひげが伸びている人はいません。

火災現場で空気呼吸器をつけるときに、空気が漏れると教えられてきており、消防学校では、剃り残した髭の数だけ腕立て伏せをやらされるほどです。

それだけ、髭に対して意識が強い仕事です。

消防士の勤務は24時間のため、ひげが濃い人では勤務中に剃る人もたくさんいます。
中には、その手間が嫌で永久脱毛している人もいるほどです。

永久脱毛もできれば、いいかもしれませんが、そこまではっていう人は楽天ランキング1位獲得。 アフターシェーブローションを使ってみるのもおすすめです。

・ピアス

消防士採用試験の面接官の年代の人において、ピアスはイメージが決していいものではありません。

面接でピアスの穴まで見えるかどうかは分かりませんが、面接以外の時間に気づかれてしまう可能性もあります。

今後つけないにしても、公務員に相応しくないと思われてしまうと面接で不利になってしまいます。

開けてしまったものは仕方ありません。できることなら、コンシーラーで隠して、面接にのぞみましょう。

消防士採用面接に受かる方法

合格するには、上記で説明している受かる人と受からない人の特徴を意識しておく必要があります。

その上で、面接試験の対策は、学力試験・体力試験の手応え、受験する本部の倍率によって変えていく必要があります。

学力試験・体力試験に手応えを感じてる人

自信があるなら、面接で目立つ必要もなく、無難な答えをしておくだけで構いません。

大きく減点されることがなければ、問題なく合格できるので、変にチャレンジすることなく、堅実に乗り切っていきましょう。

手応えがある人の面接でのポイントは

  • 質問に対して的外れな回答をしない
  • 批判的な発言をしない
  • ポジティブな回答をする

自信があっても、これらのポイントは必ず抑えておきましょう。

倍率が高い本部だと、印象に残らないかもしれません。

しかし、面接は、本部によって、面接官によって好みが違います。

そのため、他での点数が高く、合格ラインより上であれば、面接で点を取りに行くより、守りに徹する方がいいと言えます。

面接で点数はいいけど、消防士に向いていない人だなと思われて減点されることがないようにしましょう。

学力試験・体力試験に手応えを感じていない人

自信がない人は、堅実にいっていては合格を掴むことができません。

他の人と違うあなただけの光るポイントをしっかり面接官にアピールしていきましょう。

受かる人の特徴をさらに強く面接官に訴えていくことが重要になります。

特に倍率が高い本部では、ありきたりな答えでは確実に埋もれてしまい、点数で落とされる結果になるでしょう。

手応えを感じていない人の面接でのポイントは

  • 圧倒的熱意
  • 人格者アピール
  • 面接官の教官を得る

これらを意識して、自分の言葉で強く伝えていきましょう。

・圧倒的熱意

現時点で、能力が低くても、熱意がある人に面接官としては消防士になって欲しいと思うものです。

消防士の面接官は、

新人に即戦力は求めていません

はっきり言って、新人消防士が最初からうまく現場活動をこなすなんてことは絶対ありません。

消防の現場活動は経験値がものをいいます。

そのため、面接官が求める新人消防士は、消防が好きで、努力できる人です。

体育会系の消防において、熱意はかなり高く評価され、熱意こそ伸びしろだと思われています。

圧倒的な熱意は他の受験生より、確実に好印象を与えます。

面接での受け答え以外にも、消防関連の資格をとっていたり、受験する本部の情報をしっかり記憶しているといったことは消防に対する熱意が強いと思ってもらえます。
絶対合格を目指す人は試験前からもできることをしておくことが合格率をあげるポイントになります。

・人格者アピール

消防士には、残念なことに全く仕事をしない人がいます。

サボる人がいて、それが真面目な人を苦しめている…

これは、面接官をしている上の人にとっては大きな悩みです。

そのため、当たり前ですが、仕事をしっかりしてくれる人を求めています。

受かる人の特徴でもお伝えした素直さ・真面目さがポイントになります。

どんなことをアピールすればいいかというと、

  • 与えられた仕事を真面目にこなす
  • 上司からの指摘を素直に受け入れる
  • 仕事は手を抜かずにする
  • 協調性を大切にする
  • 気配り・目配り・心配りを怠らない

と言ったことが伝わる話ができるようにしておきましょう。

特に気配り・目配り・心配りを好む世代が面接官です。
私が消防士になったころは嫌というほど言われてきた言葉で面接でアピールすると好感触を得られる可能性は高いでしょう。

・面接官の共感を誘う

面接官も人です。

そのため、なんでこんな人採用したんだという人が合格していたり、逆になぜこの人一回で受からなかったんだというぐらい優秀な人もいます。

面接官にいかに良い印象を与えるかが大きな要素になってきます。

面接官は1日に何人もの受験者と面接します。

ほとんどが対策通りで面白みがないと言われます。

共感を誘う1番の方法は受験している本部の問題がどんな問題を抱えていて、どう解決して取り組んでいるかを自分の考えを交えて、伝えることです。

ホームページにもそれぞれの消防署の取り組みが載っていたりするので、それもしっかり目を通していきましょう。

消防士に知り合いがいるなら、消防での問題を実際に会って、話を聞くのもいいでしょう。

さらに、その時に、面接官がどう言った性格の人なのか聞けるなら聞いておくとより面接官に共感を誘う答えを伝えることができるでしょう。

しっかり勉強していて、自分軸がありながら、柔軟性もあることを伝えられれば、印象に残る可能性がぐっと上がります。

消防士採用面接での質問集

消防士の面接において聞かれることを伝えていきます。

よく聞かれる順番に並べているので、的外れな答えをしないためにも、自分なりの回答を考えておきましょう。

  • 志望動機
  • なぜうちの消防本部を選んだのか
  • 消防士は危険な仕事だがやっていけるのか
  • 消防の仕事で大切なことはなにか
  • どんなときにストレスを感じるか
  • ストレスを感じたときどう乗り越えているか
  • 体力づくりのためにやっていることがあるか
  • 採用されたらどんな仕事がしたいか
  • 長所と短所
  • 集団生活は得意か
  • 納得がいかない命令をされたときどうするか
  • 消防士の不祥事についてどう思うか
  • 他に受験している本部があるか
  • 痛々しい現場も見ることになるが大丈夫か
  • 今年不合格ならどうするか
  • うちの本部の課題はなにか
  • 今まで頑張った経験はあるか

と言ったことを聞かれます。

質問の答えによってはさらに深堀されることもありますので、消防という特殊な仕事であることを意識して答えていきましょう。

絶対に否定的なことは言ってはいけません。

私は同時期にあった警察の面接で正直に消防士になりたいと言ってしまい不合格になりました。
否定的なことを言うのはよくありませんが、正直に答えすぎるのも良くない時もあるので、言葉を選ぶようにしましょう。

予備校に通ってるなら面接対策もうまく活用しよう

面接対策だけで予備校を利用する必要はあまりなく、独学で問題ありません。

私自身、面接対策は独学で行いました。

しかし、面接に不安を感じているなら予備校をしっかり利用しましょう。

適切な予備校選びはあなたの合格率を引き上げてくれるでしょう。

まとめ

本部によって、多少の面接官の癖の違いがあるかも知れませんが、今回説明した受かる人、受からない人の共通点はほとんどの本部で同じです。

それは消防の仕事が民間と違い、どの本部でも同じ仕事内容で、独特だからです。

受かる人

  • 素直
  • 真面目
  • 熱意がある

受からない人

  • 頑固
  • 受け答えができない
  • 自分の言葉で話せない

受かる人、受からない人の特徴を理解し、記事を読んでもらい、合格への切符を勝ち取ってください。

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