元消防士がリアルに聞いた【辞めて失敗している消防士】〜どんな失敗をしているのか?〜

消防士を辞めたい!
でも失敗はしたくない…
どうしたら失敗せずに消防士を辞めれるの?

公務員である消防士を辞めるとなると、周りから消防士を辞めても後悔するだけだぞと言われたり、仕事を辞めるとなると辞めてもお前なんて失敗するだけだなんて言葉をかけられることもあります。

では消防士を辞めた人はどうなっているのでしょうか?

ここ数年消防士を辞める人の数はどんどん増えています。

辞めて後悔している人・失敗したと言っている人は実はほとんどいません。

しかし、じゃあ全員が、消防士を辞めて失敗していないかというとそんなこともありません

では、失敗したと言っている人はどんな人で、どういう理由なのか、今回は辞めたいと思っている人が同じように失敗しないために失敗した話をリアルに伝えていきます。

目次

消防士を辞めて失敗した人っているの?

結論から伝えると

辞めて、失敗した人はほとんどいません。

しかし、少なからず失敗した人はいます

失敗というのは人によって、定義が違いますが、ここでいう失敗とは辞めて消防より辛い思いをしている人のことです。

お金は稼げてるけど、結局やりたいことがやれていなくて、不満があるといった人や、転職した先でうつ病になってしまって、仕事をするのが怖くなった人もいます。

少数とはいえ、そんな人がいると自分も辞めると決意しても、不安が募ることになるでしょう。

ただ、失敗したという人にはいくつか共通点があるので、説明していきます。

消防士を辞めて失敗する4つの理由

消防士を辞めて、失敗した人の理由は下記の4つです。

  • 勢いで仕事を辞めた
  • 自己分析が全くできていない
  • 不平不満に意識を取られている
  • 家族が納得していない

勢いで仕事を辞めた

消防士に限らず、仕事を勢いで辞めると後悔する人が多いです。明確な理由がないままその時の気分や感情に任せて辞めた場合、辞めた後の生活や転職活動を把握できていないため、辞めなきゃよかったとなってしまいます。

最近では消防士を辞める人が多く、自分も悩んでいたから、周りにあわせて勢いで辞めたという人も後悔している人が多いです。

仕事を辞めることは悪いことではありません。

ただ、現状を把握し、問題をしっかり認識し、自分の気持ち、生活などを見直す時間は必要です。

消防士を決めたのも自分のはずです。その時は勢いではなかったはずです。

辞めようと思った時も、なろうと思った時と同様にしっかり考えることが大切です。

自己分析が全くできていない

消防士で年数が経つと、同じ職場で同じ仕事で、慣れてしまい、ありがたみがあったとしても感じられなくなります。

そして、そこそこに仕事もできると、周りが働いてない人も多いこともあり、自分の能力を客観視できなくなり、過大評価しがちになります。

そして、自分の実力はこんなものじゃない、もっとやれることがある、できないことへの不満で、漠然と他の仕事をしてみたいと思うようになり、仕事を辞めてしまうことがあります。

実は、自分の能力は消防士だからこそ、発揮されていた、やりがいも忘れてるだけでしっかり感じていたということもあります。

そのため、自分の能力や思い、そして職場への適性と自己分析をする必要があります。

客観的に見れていないと、現実とのギャップに苦しみ、失敗することになってしまいます。

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辞めようと悩んだら診断してみると気づかなかった自分が見えてくることがあります。

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不平不満に意識をとられている

やりたいことができない、理不尽な要求にうんざりしているなどなど、消防士をしていると不平不満を抱えることは少なくありません。

しかし、不平不満に意識をとられると、視野が狭くなりがちです。

狭くなった視野で、不平が膨らんで、辞めてみたものの、冷静に考えると、思ったより悪くなかった、いい人の方が多かったと気づくことがあります。

しかし、辞めた後ではもう後の祭り。こうならないためにも、不平不満を感じたら、客観視してみることが大切です。

信頼できる人に相談したり、仲の良い人と話すことで、不平不満をリセットし、フラットな目線でもう一度自分の環境を確認すると、気づけなかったよさに気づくことができます。

家族が納得していない

消防士は、公務員ということもあり、突然首になることもなければ、給料が一気に下がるということもなく、世間体も非常にいいので、家族としては辞めて欲しくないと思われることがほとんどです。

しかし、どうしても辞めたいと家族への説得が中途半端な状態で辞めてしまうと、その後の家族との関係が悪くなる場合も多くあります。

家庭より仕事を優先していた人は、辞めたことで家族に見限られてしまったような人もいました。

辞める理由がなんであれ、家族には家族の人生があり、それを考えずに辞めて、家族はいいとは思いません。

しっかり話して、家族のことも考えてることや辞めた後のことを考えてることを伝えないと、辞めて多くのものを失う失敗になってしまいます。

消防士を辞めて失敗した人の経験談

消防士を辞めて、失敗したと言っている人に話を聞いたので、経験談を伝えていきます。

消防士を2年で辞めたK消防士

消防士への理想と現実とのギャップに悩み辞めたK消防士

24歳独身

消防士を辞め、金融機関に転職

若いうちから資産運用に興味を持っていて、お金の知識をさらに深めたいと金融機関を選んだそうです。

しかし、金融機関でも理想と現実のギャップに悩み、一年で退職。

消防士の時にもでしたが、金融機関になってからも、職場や人に対して不満をよく漏らす人でした。

今はフリーランスでやっていくために、web関係の勉強をしているそうですが、貯金もなく、実家に依存。

消防士の時間がある時に、しっかり自分で学ぶ時間を作ればよかったと後悔しています。

消防士を6年で辞めたA消防士

異動先に一度パワハラにあった上司がおり、怖くて仕事に行けなくなり辞めたA消防士

29歳既婚。子どもなし。

消防士を辞め、工場勤務。

いきおいで仕事を辞めたものの、奥さんになるべく早く働くように言われ、工場の求人があり転職したとのこと。

転職先はきつい上司で辞めていく人が続発している部署に配属。

元々メンタルが強くなく、うつ病を発症し、半年で退職する。

辞めた後に消防士は根性があるからそこに配属したと聞かされたそうです。

今は療養して、妻の収入で生活しているとのことで、消防なら異動をお願いすればできたかもしれなかったのに失敗したといっていました。

消防士15年で辞めたY消防士長

消防士にかなり熱意を持っていたにも関わらず、熱意が空回りし、人間関係がうまくいかず、辞めてしまったY消防士

39歳既婚、子ども1人

消防士を辞めて地元にて家業の農家を継ぐ。

Yさんは仕事に不満はなく、農業を楽しくやっていました。

辞めて間もない頃は、辞めて本当によかったと聞くことが多かったです。

しかし、数年経って奥さんが田舎の暮らしに馴染めず、地元を離れてしまったため、友達もできず、孤立。

仕事自体は問題なかったのですが、離婚することになり、家族にしっかり新しい生活を伝えきれていなかったことに後悔し、消防士を辞めて失敗したと言っていました。

消防士を辞めて失敗しないために

辞めて失敗しないためには下記の3つは必ず行いましょう。

  • 辞める理由を明確にする
  • 自己分析を行う
  • 家族を説得する

辞める理由を明確にする

消防士になる時に、理由があったはずです。強い気持ちで消防学校も卒業したはずです。

なのに、辞めたいと思ってるということは、言葉にできていないだけで、しっかり理由はあるはずです

その理由を曖昧にせずに、しっかり自分の中で明確にするようにしましょう。

明確にすることで、その当時は気づけなかった自分のやりたいこと、得意なことなどに気づくことになり、今後の転職活動等に活かせることは間違いありませんし、次は同じように辞めたいと思うことがない職場を選ぶ基準にもなります。

自己分析を行う

辞めるとなったら、自己分析は必須です。

消防士をしていると仕事自体はそれほど難易度が高いものではなく、能力が高いように過信してしまう人もいます。

というのも、消防士でのスキルは民間ではほとんど役に立ちません。

なので、自己分析をしないと民間に入ってのギャップに苦しんだり、そもそも転職活動がうまくいかないとなりかねません。

自己分析をしっかりし、自分がやりたい・向いてることを理解し、足りないスキルがあるようなら、仕事を続けながら身につける選択もできるでしょうし、貯金があるなら、辞めてすぐに転職ではなく、学ぶことに集中するという選択もできます。

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家族を説得する

独身であれば、必要ありませんが、結婚後に退職を決意したなら、パートナーの説得は必須です。

まだ、子供がいないのであれば、説得はそれほど難しくないかもしれませんが、結婚して退職となると相手が不安に思うのは当然で、それを理解せず自分勝手に辞めるのは関係性が悪くなっても仕方ありません。

子どもがいるとなると、説得は難しくはなりますが、本当に辞めたいと思っているなら、根気強く説得するようにしましょう。

説得に自分が折れてしまうようなら、消防士を辞めない方がいいとも言えます。

説得する時の強い気持ちがあれば、転職であれ、起業であれやっていけるでしょうが、家族への説明で折れてしまう人ようでは辞めた先でうまくいく可能性はかなり低いともいえます。

説得の方法を知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

最後に

辞めるには勇気がいります。

そして辞めて不幸になりたいなんて思ってなく、明るい未来を想像しているはずです。

辞めた消防士はほとんどの人が明るい未来を得ています。

ただ失敗した・後悔したという人は少ないですが、現実にいます。

その人たちには今回説明した共通点を持っています。

あなたが退職して失敗しないように、共通点を知り、同じようにならずに明るい未来を掴み取ってください。

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