もうすぐ消防学校に入るんだけど、何を用意しておけばいいんだろう?
初めての消防学校で分からないことだらけ、ただでさえ訓練とかで不安な中で、持ち物まで分からないとなると不安が倍増しますよね?
今回はそんなあなたに消防学校で役に立ったアイテムを紹介していきます。
この記事を読んで分かること
- 消防学校の案内に記載されていない絶対必要なもの
- あると消防学校の生活に便利なもの
この記事を読んだ欲しい人
- 消防学校にこれから入る人
- 消防士に内定が決まっている人
この記事を読むことで消防学校での生活で困らないようになります。
入校するにあたって、必要なものの説明はあります。
消防学校の案内や説明はしっかり確認して持っていってください。
今回は案内や説明では記載されない、私が入校して実際に役に立ったアイテムを説明します。
消防学校は土日は帰ることができるので買うのを忘れても困りませんが、生活してて私の紹介したアイテムが役に立つと思えば休みの日にでも買いに行ってください。
いつでも買えるけど、あらかじめ買っておけば、少ない休みを買い出しで使う必要がなくなるので、前もって買っておくことをおすすめします。
案内には記載されていない必要不可欠なもの5選
この5つは要項にはわざわざ書かれていませんが、必ず持っておかなければいけないものになります。
1.腕時計
訓練は班に別れて行うことも多く、ブースごとの訓練もあります。
そういった場合、時間の遅れは許されるものではありません。
時間の管理は消防学校でかなり重要です。
また卒業した後にも、腕時計は必須アイテムになるのでこの際に購入しておいてください。
おすすめの腕時計のおすすめメーカーと選び方は下記の記事を参考にしてください。
消防士の腕時計で絶対必須なのは防水機能です。
防水機能がない腕時計は使えないと思ってください。
火災現場での放水活動、豪雨の中での救助活動、現場だけではなく夏場の訓練での大量の汗など、腕時計が水に濡れることばかりです。
いざと言うときに、壊れて時間が分からないではつける意味がありません。
耐衝撃性も重要で、活動で物に当たったり、物が落ちてきたり、飛んできたりしてぶつけてしまうこともよくあります。
コスパで選ぶなら断然G-SHOCKがオススメです。
他には、Luminox、SUUNTO、Garminの時計をつけている消防士が多いです。
腕時計は消防学校を出てからも、必ず必要なものなので、しっかり選んでくださいね。
2.ひげ剃り
消防学校では訓練の前に教官によるチェックが入ります。
ひげが生えてることにより、腕立て伏せをさせられることになります。
剃り残した髭1本ごとに腕立て伏せ10回させられていました。
今はそこまでではないそうですが、自治体によっては、連帯責任であなたのひげで全員が腕立て伏せということも…
そのため、消防学校ではひげを綺麗に剃ることは必須事項です!
ヒゲが剃れれば電気シェーバーでもT字カミソリでもどちらでも構いません。
ただ、私は電気シェーバーをオススメします。
肌が強い人は構いませんが、T字はケアに時間がかかるし、ヒリヒリするので、毎日きっちり剃るということを考えるとかなりの手間になります。
腕時計同様に消防学校を卒業しても、必ず使うので、ここで買っておくことをオススメします。
ブラウンのシリーズ7はちょっと髭剃りでは高いかもしれないけど、壊れないし、かなりおすすめです。
自動洗浄機能も付いていて、アルコール除菌もされるし、何より時間のない消防学校ではかなり役に立ちます。
消防学校を出た後もずっと使えるので結果としてコスパはかなりいいですよ。
3.靴磨き
先ほど伝えた訓練前の教官チェックで腕立て伏せになるのが靴の汚れです。
基本的に訓練は編み上げ靴と呼ばれるものを履いて行います。
これがピカピカでないとまず腕立て伏せになります。
そのため、靴磨きは必需品です。
訓練が終わった後にみんなまず靴磨きを行います。
靴磨きも学校を卒業してからも、行いますので、他のものと同様に揃えておいた方がいいでしょう。
100均でも手に入るので、お金をかけたくなければ構いませんが、磨き終わりの綺麗さは全然違うので、100均よりしっかりした靴磨きセットを1式揃えることを勧めます。
仕事以外でも冠婚葬祭で革靴を履く機会もあるだろうから、社会人として一つ持っておく方がいいですね。
4.スポーツドリンク
夏場は命に関わります。
夏場でなくても、防火衣を着て訓練もあれば、防火衣を着てランニングをさせられることもあります。
そこで水分補給は必須です。
私の消防学校では、ウォータークーラーもありましたが、水よりはスポーツドリンクの方が間違いなくいいです。
訓練時に2リットル飲むなんてことは普通です。
おすすめは粉末です。
粉末ではなく、箱買いで2リットルペットボトルを買ってくる人もたくさんいますが、荷物がかさばるので粉末にしておいた方が楽です。
夏場だと5日間で10本以上飲むようなこともありました。
10本持って行くのはかなりきついですよ…
5.洗剤
本部によってはあるところもあるそうですが、私の消防学校にはありませんでした。
訓練で汗だくになるので、洗濯は訓練後に必須です。
私の消防学校は洗濯機の数が少なく、取り合いになることもありました。
毎日の訓練で汗ですごいことになるので、柔軟剤入りとかにこだわる必要はありません。
ただし、梅雨時期なんかは、外で干せないことも多いので、購入するなら部屋干し用を購入しておいた方がいいでしょう。
洗濯機の数が限られてるので、自分のものだけとはならないので、最悪なくてもなんとかなります。
けどさすがにずっともらい続けるよりは買って持っていきましょう。
なくても困らないがあると便利なもの5選
- 裾留めバンド
- ポリエステルインナー
- 5本指ソックス
- 軽食・プロテイン
- 制汗剤
必須ではありませんが、これらがあるとかなり手間が省けたりして、便利ですので余裕があるなら購入して欲しいものです。
1.裾留めバンド
これは編み上げ靴を履くときにすごく便利です。
編み上げ靴を履くときには活動服のズボンを編み上げ靴の中に入れなければいけません。
これができていないと腕立て伏せをさせられるのですが、ちょっと動くとすぐ編み上げ靴からズボンが出てしまいます。
なくてもなんとかなりますが、あるとムチャクチャ便利なものNO.1です。
2.ポリエステルのインナー
活動服の下に着るインナーですが、ポリエステルのインナーがオススメです。
訓練ではかなりの汗をかいて、びしょびしょになります。
綿でもポリエステルでも、どちらでも問題はありませんが、ポリエステルの方が、速乾性があるのでべたつきにくいです。
ただ、消防学校ではかなりの数が必要になります。
夏場であれば、1日に3、4回以上着替えるので枚数を持っていってください。
3.5本指ソックス
訓練で履く編み上げ靴、防火衣の時履く長靴はかなり蒸れます。
蒸れると臭いがキツくなり、さらには靴擦れにもなります。
私は、消防学校に入るまで5本指ソックスを使ったことがありませんでしたが、使ってみてその快適さを知りました。
普通のソックスでも、全く問題はありませんが、少しでも快適さを求めるならぜひ試してもらいたいものです。
枚数が必要になりますので、きつい訓練用と普段用の購入がおすすめです。
4.軽食・プロテイン
消防学校によっては売店があり、買えるところもあるそうですので、事前に確認してみてください。
私の消防学校にはありませんでした。
毎日の訓練はかなり過酷で食堂の食事だけでは足りない。
また、食事が5時と早いため、夜にお腹が空いてしまうこともあります。
そんな時、軽食があるといつでも食べることができます。
夜食にカップヌードルなどを食べている人もいたりしますが、消防学校で逆に太ってしまうような人もいたりするので、個人的にはオススメしません。
プロテインは、訓練後に筋トレをすることもありますし、なにより訓練でことあるごとに腕立て伏せや懸垂をします。
そのため、プロテインは持っていって損はないでしょう。
牛乳を用意できないので、水で飲みやすいものにするのをおすすめします。
プロテインは消防士のこだわりでもあります。おすすめはコスパ抜群の【Myprotein】です。
気になる人は公式サイトから購入してください。
【Myprotein】
∟ヨーロッパNo. 1プロテインブランド
∟低価格でコスパ抜群
∟消防士の多くが愛用
5.制汗剤
夏場は特にあると便利です。
訓練と慣れない学校生活でストレスが溜まっている中で、体のベタつきはかなりのストレスになります。
また、男ばかりの共同部屋で過ごす上で、においは結構辛いものがあります。
選ぶなら、ひんやりするものにしてください。
暑さを防ぐにも使えて便利です。
なくてもいいけど、一つ忍ばせておくだけで、快適さが全然違いますよ。
最後に
私が消防学校で便利だったものを、経験を踏まえてお伝えしました。
これ以外にも、それぞれ消防学校で生活していけば、便利なものは出てくるかも知れません。
消防学校中は、土日しか休みがありません。
土日まで仕事のことを考えなくて済むように、前もってこれらのものを準備して、過ごしてもらえればと思います。
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