消防士を退職したいけど、どんなことを準備しておけば、うまく退職できるんだろう?
今回はこんな悩みに答えていきます。
消防士としてのキャリアは、日々の献身と勇気を要求されるものですが、将来の退職に向けて早期から準備を始めることが、長期的な安心と成功への鍵となります。
特に若手の消防士の皆さんにとって、退職計画は遠い将来のことのように思えるかもしれませんが、早期からの準備が将来の自由と安定を大きく左右します。
退職による経済的、精神的準備について、私自身の退職時の経験を踏まえて、不安がなくなるように説明していきます。
経済的準備:安定した未来への第一歩
消防士としての仕事は忙しく、日々の業務に追われがちですが、将来のことも考えておくことが大切です。
今からしっかりと計画を立てておけば、将来、安心して生活できるようになります。
考えておかないと必ずと言っていいほど、公務員でずっといることが幸せだという同調圧力であなたの生活は堕落していきます。
計画を立てることで、こうして行くという強い意志を持つことができます。
将来の計画を立てる
理想でも構わないので、計画を立てましょう。
あなたが、消防士のままでいいのかと悩んだ日が立てるには最も適しています。
人間関係等で、心が病んでしまうような状況ではない限り、勢いで辞めてはいけません。
自分が何をしたいのか?それをするためにはどれぐらいのお金がかかるのかなどなど、具体的に考えましょう。
そして、それをもとに、退職までの計画を立てることで辞めた後、後悔もしませんし、何より焦ることがなくなります。
突然辞めることは、想像以上に焦りを生みます。
毎月の貯金
お金の準備は必ずしておきましょう。
あなたが元々コツコツ貯めれているなら、問題ありませんが、消防士は休みが多く、浪費家が多いので染まることなく、これだけ貯めるとしっかり決めて、先貯金を行いましょう。
お金の余裕がある方が、退職への迷いは生じにくくなります。
地方で公務員をしている場合、給料が消防士より下がる可能性は高いです。そのため、転職した時に、お金のことが気になる場合は非常に多いです。貯金をしておくことで、新しい仕事に慣れてくると趣味やスキルアップにお金を使うこともできるので、貯金は必ずしておきましょう。
精神的準備:心の準備も万全に
退職はただの仕事の変わり目以上のものです。
新しいスタートは、わくわくする反面、不安や心配もたくさん抱えてしまうもの。
だからこそ、心の準備をしっかりと整えることが大切です。
ここでは、心を退職に向けて整えるための3つのシンプルなステップをご紹介します。
これらを実践することで、心の不安を減らし、新しい挑戦に前向きに取り組めるようになりますよ。
自分自身と向き合おう
まず最初に、自分自身としっかり向き合いましょう。
なぜ退職を考えたのか、何を求めているのかを改めて考えてみてください。
自分の気持ちや目標をはっきりさせることで、止める不安や引き止めによるストレスが軽減され、新しいスタートの方向性が明確になります。
また、自分の強みや弱みを知ることも大切です。
これらを理解することで、どんな仕事が自分に合っているか、どうすればもっと成長できるかが見えてきます。
自分のことですが、自分で分かっていないこともあります。
昔の友人や恩師など、消防とは違う人と話してみるのもおすすめです。
ポジティブな考え方を心がけよう
ポジティブな考え方を心がけることも非常に重要です。
安定している公務員を辞めることは、退職を決意してても、不安になることが多々あります。
退職後はすぐにうまくいくとは限りませんが、落ち込んだり、自信を失ったりしないようにしましょう。
失敗を恐れず、すべての経験から学ぶ姿勢を持つことが大切です。
また、小さな成功を積み重ねることで自信をつけ、前向きな気持ちを保ちましょう。
周りの無責任な言葉に落ち込むことがかなりありましたが、自分でポジティブにいることを心がけると共に、応援してくれる人と話して応援を糧にするのもポジティブでいるためには有効です。
サポートシステムを作ろう
自分を見直す時も、不安でネガティブな考えになりそうな時も、そして新しく何かをしようという時も、あなたを大切に思い話を聞いてくれる存在は心強いものです。
退職経験者からアドバイスをもらったりも大切です。
周りの人の経験談はあなたの不難をやわらげ、有益な情報を提供してもらえます。
周りの人たちとの関係を大切にし、繋がりをサポートシステムとして作っていきましょう。
消防士の同僚は正直どちらでも構いません。
私自身はあまり消防の人に頼ることはしませんでした。
あなたの職場によりますが、辞めることや新しいことに前向きでない人と話していると退職後の不安な時だと、やる気を削がれるので、状況に合わせてにしてください。
スキルアップ:市場価値を高める
退職を考えるとき、消防士は「市場価値」を上げることはとても大切です。
市場価値を上げるとは、つまり、あなたがもっと多くの会社にとって魅力的な候補者になるように、自分自身を磨くことです。
はっきり言って消防士のスキルは辞めてしまって役に立つものはほとんどありません。
でも心配はいりません、スキルはなくても、消防としてやってきた几帳面さだったり、丁寧な対応、老害に対するコミュニケーション等スキル以外で役に立ち、市場価値を上げる方法はたくさんあります。
ここでは、特に効果的な3つの方法を、ご紹介します。
これらを実践すれば、退職後の不安がかなり軽減することができます。
新しいスキルを学ぼう
まず大切なことは、新しいスキルを学ぶことです。
先ほども伝えたように消防士を辞めた時に、あなたに残るスキルはほどんどありません。
例えば、コンピューターのプログラミングや、データ分析、外国語など、今の時代に求められるスキルであなたが興味をあるものを身につけると良いでしょう。
オンライン講座や夜間のクラスなど、学ぶ方法はたくさんあります。
少しずつでもいいので、新しいことを学ぶ習慣をつけましょう。
最初は全く違うスキルの習得は苦痛に感じるかもしれません。
でも消防士としてやってきたあなたなら絶対にしっかり身につけることができます。
なぜなら理不尽な指導はなく、しっかり実用的なスキルを学んでいるんですから…
今持っている能力を確認しよう
消防士としてではなく、あなた自身の能力を確認して、のばしていきましょう。
消防士であれば、筋トレで鍛えている人が多いので、その継続方法や継続マインドだったりがあるかもしれません。
または、決断力やリーダーシップなどもあるでしょう。
時間を見つけてやっていた趣味なんかも今の時代だと、発信方法によってはマネタイズできる能力の場合もあります。
自分では当たり前にやってることが実は能力として、求められ、お金に変わることもあります。
しっかり確認し、さらに磨いていきましょう。
人とのつながりを広げよう
人とのつながりを広げることも、市場価値を高める上で重要です。
今まで消防士の世界だと、他の業種や経営者などと、接する機会はほぼなかったはずです。
難しく考えることはなく、業界のイベントに参加したり、オンラインフォーラムに参加したりすることで、様々な分野の人たちと知り合うことができます。
自分の知らない世界を知ることができ、仲良くなれば経験豊富な人から、新しい視点を得たり、キャリアに役立つアドバイスをもらったりすることができます。
まとめ
退職は、公務員である消防士の安定を捨てることになり大きな挑戦となります。
しかし、適切な経済的、精神的準備を整え、スキルアップに励み、効果的な人脈形成を行うことで、その挑戦は大きなチャンスへと変わります。
この記事が、あなたの退職の背中を押し、新たなスタートを成功に導く一助となれば幸いです。
未来への一歩を踏み出す勇気を持ち、新たな道を切り拓いていきましょう。
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